こんにちは!セントラル整体院院長の牧野です。最近よく夢を見るのですが、この間は悪霊をやっつけていました。なかなかやるなぁ自分。
さて、前回はサルコペニアとはどういうものかについて学びました。サルコペニアとは筋肉量の低下と身体機能の低下が見られる状態だということでしたね。
なので、筋肉量の低下を防ぐには筋トレしかない!と、聞いてちょっとヤダな〜ってところまでお話していきました。
筋肉なんて付くの?
そもそも筋肉なんて、ある程度の年齢になってさしまってからでも付くんですか?とよく聞かれます。
答えはイエス!ちゃんと筋肉は付きます!ただ、やっぱりある程度の条件があります。それを知る上で重要なのが「解剖学」の知識です。
解剖学というのは、人体ってこうなっててこうするとこの関節が動いて、内蔵ってのはこういう機能がありまして…というやつです。
ここで解剖学をイチから詳しくやってもチンプンカンプンになってしまうので、「筋肉」のしかもさらに一部分に絞って解説していきますね!
筋肉は束(たば)である!
筋肉というのはそもそも何なのかというと、骨と骨を繋いだりして身体(骨格)を動かすためのものです。当然ながら骨だけでは身体は動かすことも立っていることもできません。
※「脳があるから身体が動く」という大前提がありますが、分かりやすく今は割愛しますね。
で、それぞれの筋肉は一個いっこでボンッボンッとくっ付いているように見えますが、実は筋繊維(きんせんい)の束が一つの筋肉となってくっ付いているんですね!
そして、その繊維たちがトレーニングによって鍛えられて太くなっていく感じです。繊維たちはトレーニングの際に傷つき、それが修復するときに繊維が太くなっていくのです。例えば、骨折して治ると骨が太くなる、なんて言ったりしませんか?そのイメージです。
で、繊維が傷ついた時に起こるのが筋肉痛ですね。つまり筋肉痛が起きるようなトレーニングをしていくことが本来は筋トレには重要なわけです。
えー!そんなキツいトレーニングなんてできません(泣)
そうですよね。確かにキツそうに聞こえます。ですが、考えてみてください。
例えば、普段は全く筋トレをしていなかったアナタが、たまたま友達に誘われて体操教室に参加して身体を動かしました。その時はちょっと疲れたなーという感覚でも、次の日に筋肉痛が出た!
このような経験は誰にも一度はあるのではないでしょうか?つまり、「普段よりも少しだけ身体を動かす」ということだけでも十分に筋トレになっている可能性があるわけです。
どうしても筋トレと聞くとマッチョな人をイメージして、筋トレをガンガンしているのが想像されてしまいますがそんなことはありません。
過負荷の原則
実はトレーニングには色々な原則があります。そのうちの1つとして「過負荷(かふか)の原則」というものがあります。
これは、ある程度の負荷をしっかりかけないと筋肉は成長しませんよ、という話です。つまり、今の時点(普段の生活)でかかっている負荷よりも大きい負荷をかければ良いという点です。
これを、過負荷が大事!と言っていきなり何十キロの重りを上げるようなトレーニングをやり出すからどこかを痛めたり、ツラくて続かないということが起きてしまうんですね。
まずは現状維持を目指しましょう!
サルコペニアを予防する上で最も大切なのは筋肉量を低下させないという点です。何もしなければ筋肉は自動的に減っていきます。
今の時点で身体に問題が無いのであれば、それを維持することを心がけましょう。もし、すでに問題が起きているのであれば、その問題を早く解決しなければどんどんと筋肉は減っていきます。その問題を解決するお手伝いをセントラル整体院はしております。
いつでもご相談くださいね!あなたの健康な身体作りを応援しています!