中医学では、人が生きて活動するのに必要なのは、気、血、水と考えます。

気とは目には見えませんが、血や水を動かし、邪気が皮膚から入ってくるのを防ぎ、血管から血が漏れ出すのを防ぎ、内蔵を動かして手足、頭を動かす動力となります。減ってくると、声が小さくなったり、動きたくなかったり、消化力が弱ったり…

血は気によって巡り、全身に栄養を与えます。
減ると、これは分かりやすいと思いますが文字通りの貧血。
ただ、量ではなく質が落ちておこる場合は健康診断の血液検査では分かるものではありません。
目が疲れやすくなったりお酒が弱くなったり白髪が増えたり…

水は血になる前の段階、つまり体に水分が足りないと血も増やせません。
老廃物を排出する機能も落ちるので毒素が溜まったような体になり怠く疲れやすくなります。

気、血、水どれも少ないと不調が出ますが、全て少なめ、バランスは保たれている場合、どれか1つが少なくなっているより不調は出にくくなります。
これを勉強した時に、身体の事だけでなく全ての物事も増やすよりバランスに気をつけるのが大事なんだなぁ〜と思ったのでした。

というわけで、薬膳の献立の組立ても、血を増やしたいからと補血の食材ばかりに偏ると巡りが悪くなるので必ず活血(血を巡らせる)の食材や補気(気を増やす)理気(気を巡らせる)の食材も一緒に取るのが重要です。

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