成瀬のセントラル整体院が「あぐらで骨盤はゆがむのか問題」を考える
院長プロフィール
牧野徹也(まきの てつや)
専門学校卒業後、鍼灸マッサージ師の国家資格を持ち施術歴12年以上。
スポーツトレーナーとして高校や大学サッカー部などで活動しながら、セントラルウェルネスクラブ成瀬のインストラクターとしても活動。
その後、2015年頃から院長として整体院を5年以上運営しています。2018年にセントラル整体院をオープン。
あぐらで骨盤はゆがむのか問題
この記事を書く前にあぐらについて調べていると、「あぐらをすると骨盤がゆがむのでやめた方がいい」というような記事を見かけることがありました。
今回はこの「あぐらで骨盤がゆがむ問題」について考えていきたいと思います。
結論から言うと、あぐらで骨盤はゆがみません。
色々な方に様々な考え方があるので、僕なりの意見を言わせていただくと、あぐらで骨盤がゆがむという理屈が分かりませんね。
人間は赤ちゃんの頃までさかのぼってみてみると、仰向けで寝転んでいても足を持ち上げてバタバタさせ、足の指を自分でしゃぶっているくらい股関節の柔軟性が高く関節もやわらかいです。
さらに、この頃は腰は反らず丸まった状態。それがだんだんと寝返りをうち、うつ伏せからのけぞることで背筋が鍛えられ、立てるようになるころには腸腰筋も発達してきます。
人間が二足歩行するのに腸腰筋はとっても重要なのです。地べたに座っている赤ちゃんはあぐらで座っているのがほとんど。正座なんてもちろんできませんし、イスに座らせといてもコテンと横に倒れてしまうのを見たことがある人も多いのではないでしょうか。
何が言いたいかというと、あぐら姿勢で骨盤がゆがむならば赤ちゃんたちはみんな骨盤がゆがんでしまうことになります。
人間の解剖学的な構造上、股関節はあぐらをしやすくできているのです。
それが、大人になったらあぐらが悪いというのはおかしな話で、単純に「座りすぎ」の「動かなさすぎ」なわけです。
イスに座ってたって、足を組んでいれば骨盤はゆがむし、運動不足になれば体や筋肉(関節)は硬くなっていきます。
そうしたら体のどこかに不具合がでたり、足が太くなってしまうとか、お尻がたれるとかになっていくのは当然なことではないでしょうか。
ということで、僕の結論は「あぐらで骨盤はゆがまない」です。
皆さんのお考えはいかがでしょうか?
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